ヘルシンキ空港でコロナ探知犬導入
札幌市のアロマ空間デザイナー 志摩柚生子です。
ヘルシンキ空港で、コロナ探知犬の試験配備が導入されたそうです。
国際線で入国する乗客の検査に活用されています。
判別は皮膚のにおいから。
一般的に犬の嗅覚は人の1億倍まで感知できるといわれているそうですが、臭気により異なるそうです。
酸臭は1億倍
ニンニク臭は2000倍
犬のほうが人より2000倍も早く「ニンニクの利いたパスタ食べたでしょ!」と感知してしまうんですね。
人が発するにおいで興味深いのが、病気の探知。
アロマテラピーの文献(1980年代)を読むと、『疾病にもそれぞれに独自のにおいがある』とたびたび書かれています。
急性リウマチは酸臭
糖尿病患者の息と尿には、マニキュアのネール除光液のにおい
悪疫があるところでは、熟したリンゴの香りがするそうです。
前世紀の内科医たちは、息・汗・尿のにおいを診断の補助手段として用いていたと。
現代の診察において、医師から「あなた、悪疫のにおいがする」なんて言われたらちょっと困惑すると思いますが、「嫌な予感がする」「何かにおうな」と本能的に感じるというのは、隠れた病気や菌が潜んでいるバロメーターになるのかもしれませんね。
現代のように、論理論理!根拠根拠!数字数字!と文字だけ追い求める風潮の中でも、人間の原始的な感覚器官は大事にしたいと勇気づけられる情報でした。
「コロナ探知犬」で色々と記事がヒットします。
北海道新聞でも記事が出てきます。(2020/9/27)