オリジナルアロマ香水講座~第3回目開催
札幌市のアロマ空間デザイナー 志摩です。
第3回目の内容は『タイプごとの調香法』について。
タイプとは、香水でいうところの、香調をカテゴリー分けしたものです。
(※精油の香調と、香水の香調の分け方は少し異なります。)
よく聞くところだと、シトラスやフローラル、ウッディなど。
でも、オリエンタルやシプレといったタイプは、何となく聞いたことがあるけれど、それがどんな香りを指すのか?
香水でいうところの『香りのタイプ』をもとに、精油を使って表現する方法を詳しくお伝えしました。
代表的な6タイプをお伝えし、実習では、その中からピックアップした1タイプを作成しました。
ピックアップした香りは、フゼアタイプ。
このタイプは、メンズ向けの落ち着いた香調が特徴です。
フォーマルなシチュエーションに合いそうな香り。
あえてメンズ向けの香りを作っていただいたのは、普段選ばない香りにも触れてほしかったから。
好きな精油だけ集めて、好きな香調のブレンドを創り続けても、すぐにマンネリ化してしまう恐れがあります。
そこで「アロマ飽きた」と思って欲しくない。
これから先の未来、ずっと香りを楽しんでいただきたいので、好きな香りも知らない香りも受け入れてもらえたら…と、フゼアを選んでみました。
「うーん、悪くないかも?」
「ちょっと苦手」
「こういう香りに仕上がるんだ」
といった反応で、複雑なタイプの香りのハーモニーを体感していただきました。
オレンジの精油は、香りが想像できます。
ヒノキの精油も、香りが想像できます。
単体で想像できる香り以外にも、複雑に絡み合った香りが生み出すタイプがあること、これもブレンドの面白さであることがお伝えできていれば幸いです。
今回も嬉しい感想をいただきました。
- 1つ1つ単体で香ると好みじゃないものもあるけど、ブレンドすると不思議と受け入れられる香りがあることが分かった!
- 脇役におすすめの精油が知れて嬉しい
- 今日は大人な香りでした。香りが馴染む一週間後が楽しみ!
次回は、いよいよパーソナルの香りについてお伝えします。
一人一人に似合う香りとは?
これが分かると、もっと面白い。
自分を表現する香りを選んだり、身近な人、大切な人のイメージで香りを選ぶ方法が分かります。
次回も楽しみ!